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佐藤佑輔
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男性も育休取得…ワークライフバランス「非常に良い」 クロスメディアチーム・佐藤佑輔

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リクルート 採用情報 社員インタビュー

興味があった「時代に合ったメディアの在り方」

――入社のきっかけはどんなところだったのでしょう?

「前職の新聞社の頃から、時代に合ったメディアの在り方に興味がありました。新聞記者の頃は全国どこのコンビニでも新聞が置かれていて、自分の署名が入った記事を見られるというのがやりがいでしたが、実際に自分の記事がどれくらいの人に読まれているのかっていうのは見えづらくもありました。インターネットメディアに転職して、自分の出した原稿が実際にどれくらい読まれているのか、リアルタイムで数字を知ることができているので、具体的な実感や、やりがいを感じられるようになりました」

――なぜCreative2に応募したのでしょう?

「正直な話、待遇面が良いという噂を業界内で聞いていた、というのもあります。先ほども話したように、時代に合ったメディアの在り方にも興味があったので、応募しました」

――現在の仕事の内容を教えてください。

「クロスメディアチームという部署で働いており『ENCOUNT』『Hint-Pot』と、2つの媒体に原稿を書いています。日々、話題になっていることや気になっているテーマを出し合い、取材の依頼から執筆、写真の選定、見出しの提案まで自分で行っていきます。どんなことでも、自分がやりたい、興味があるジャンル、人、物、こと、なんでも取材できます」

――今の業務になってから取材したジャンルは?

「多岐にわたりますね。社会系から芸能はもちろんですし、社長インタビューのような企業取材もあります。教育や介護、自然環境、動物愛護、育児、保育などのジャンルも取材しています」

――取材を通じて興味が湧いたこともありましたか?

「いろいろありますけど、ひとつ挙げるなら企業取材ですね。企業の社長さんにお話を聞くと、激動の人生を歩んでいる方がすごく多くて、半生を掘り下げていくと、そこには必ずドラマがあると感じますし、自分自身の学びにもなります」

コロナ禍で世間に伝えた“高校球児の本音”

――印象に残った仕事、嬉しかった仕事はありますか?

「入社後まず『Full-Count』に配属されたのですが、ちょうどコロナ禍の真っ只中でした。夏の甲子園が中止になり、当時の3年生にインタビューをして、率直な思いを聞かせてもらいました。その選手は葛藤がある中で世間の本当の声ってどうなんだろうと、自らネットの声を拾っていったところ、意外と高校野球に対して否定的な声が多くて、今まで応援してくれる人ばかりだと思っていたけど、意外と世間はそうじゃなかったというのが見えた、と。ショックだったけれども、いい経験になった、という内容でした。Yahoo!トピックスにも取り上げていただいたんですが、コロナ禍で、当時の生きた証言みたいなものを、しかも多感な時期の高校生のその瞬間の思いを切り取って生み出せたのはよかったなと思いました」

――仕事とプライベートのバランスはどうですか。

「非常に良いと思います。仕事の量を自分でコントロールできているので、原稿を抱えているなと思ったら、新しい取材を控えて執筆時間に充てたりもできています。休みは土日固定というわけでなく、比較的、自由なタイミングで取れるので融通が効きます。登山が趣味で、3日間ぐらい休みを取って山に登ってきたり、子供が生まれた後も、急に保育園で熱を出してお迎えに行かないといけないとか、突発的なことがあっても、在宅勤務が多いので緊急な対応もできています。ワークライフバランスは非常に良くて、そこはすごく助かっています」

8か月半の育休「間違いなく取得して良かったです」

――佐藤さんは男性で育休を取得されました。

「子供が生まれたのが昨年8月末でした。いつ生まれてくるかわからないので、予定日の約1か月前から里帰り中の妻の実家にお邪魔し、在宅ワークという形で仕事を続けていました。予定日の2週間前から産前休業を、生まれてから1か月間は産後休業を取得しました。その後は一時的に復職し、妻が里帰りから東京に戻ってくるタイミングに合わせて、再び育児休業を取りました」

――トータルでどれくらいの期間、休暇を取得しましたか?

「生まれる2週間前から生まれてからの4週間、こちらに妻が戻ってきてからの7か月くらい休んだので、トータルで8か月半くらいだと思います」

――育休期間はどんな時間になりましたか?

「間違いなく取得して良かったです。取得し終わってから、より『良かったな』と思いましたね。育休に入る前も比較的、自由な働き方をしていたので、育児をしながら仕事もできるんじゃないか、とも思っていました。実際に休暇に入ってからも『今だったら仕事できるよな』って思う瞬間はありました。ただ、育休が終わって、保育園に預けるようになって、子供と接する時間がすごく少なくなりました。平日は妻も働きに出ていて、子供が保育園から帰ってくるのは夜の6時半くらい。寝る時間を除いたら、1日に3時間も子供と一緒にいる時間がない、ということに、仕事を再開してから気づきました。育休中は丸一日、一緒にいられて、それが貴重な時間だったんだなっていうのを改めて感じました」

――育休を取得する際に会社側の対応はいかがでしたか?

「従業員の権利なので『もちろん大丈夫です』と、何の問題もなく取得できました。同僚や上司にも報告をしましたが、応援してもらう形で育休に入りました。そこもすごく良かったですね」

「“自分で作り上げたコンテンツ”を世に出せる」という魅力

――佐藤さんの今後のキャリアビジョンはどう描いていますか?

「せっかく何でも取材できる環境にいるからこそ、自分の専門分野っていうものを確立したいなと思います。専門分野っていう武器があるかないかで、記者の需要っていうのは異なってくると思うので、何でもできますっていうのもいいですけど、強みみたいなものを作っていきたいなと思っています」

――Creative2に興味を持っている方に対して一言お願いします。

「私自身が所属しているチームの特徴でもありますが、自分の取材したいと思ったことを、自分でコントロールして形にできる仕事は、おそらくメディア業界の中でも、なかなかないんじゃないかなって思います。組織が大きくなると、裁量っていうのは小さくなると思いますが、本当に“自分で作り上げたコンテンツ”を世に出せるというのは、メディアといえども、Creative2くらいしかないと思いますし、非常にやりがいがありますよ」

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